貨物を積み込み中の「百色1号」特別列車

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【百色(中国)2021年11月29日新華社=共同通信JBN】百色市宣伝部によると、百色-深セン間のコールドチェーン物流特別線となる「百色1号(Baise Yihao)」特別列車の発足式がこのほど、China-ASEAN Agricultural Products Trading Center(中国-東南アジア諸国連合(ASEAN)農産物トレーディングセンター)で開催され、百色の農産物がコールドチェーン物流特別列車によって深セン市場に公式に参入、同列車は百色が広東-香港-マカオで構成される大湾区(Greater Bay Area、GBA)建設に完全に一体化される新たな効果的手段となった。

百色市は「南から北に野菜を輸送する」拠点として知られ、年間300万畝(ムー)以上の環境に優しい野菜が栽培されている。「南から北に野菜を運び、北から南に果物を運ぶ」ことで人々に恩恵をもたらす国家プロジェクトとして2013年12月11日に正式に開通して以来、「百色1号」コールドチェーン特別列車は百色で生産される果物や野菜を北京、上海、広州など100以上の大・中規模都市や23の省と自治区に継続的に輸送してきただけでなく、百色では安くて売り物にならない価格の多くの果物や野菜の販売問題も解決し、農家の収入を増やしてきた。さらに農産物輸送に革命的な変化をもたらし、貧困緩和と農村活性化に大きく貢献した。

その一方で「百色1号」独自の地理的な優位性により、百色1号の海上鉄道と公共鉄道から成る国境を越えた複合輸送システムが龍邦、憑祥、防城港などの国境通関地を経て確立され、百色1号・果物野菜特別国内列車と百色1号・中国-ベトナム越境直行輸送列車を、重慶、成都、武漢、鄭州、北京などの中欧班列(China-Europe Railway Express)コンテナ輸送列車の接点都市のほか、四川省、貴州省、広西チワン族自治区の南に向かう通路の接点都市と有機的に結び付け、「百色1号」の影響力を中国全土や世界にまで拡大した。「百色1号」プロジェクトは、交通運輸省によってユーラシア大陸にわたるコールドチェーン物流チャンネル建設の最初の国家実証プロジェクトとして掲げられている。さらに百色1号コールドチェーン物流システムは一帯一路構想に成功裏に統合されている。

これまで、百色1号は百色、南寧、防城港、憑祥、深セン、北京、廊坊、天津、射陽、鄭州、武漢、重慶、成都、ホーチミン市、ハノイ、プノンペン、バンコク、その他で果物と野菜の特別物流流通センターを作り上げた。百色1号は大規模なネットワークを頼りに、広西チワン族自治区を拠点に百色からスタートし、中国全土に影響を及ぼし、ASEANをつなぐという目標をおおむね達成した。

「百色1号」国内特別列車は2013年末の開始以来、233回運行されて合計約11万6000トンの貨物を運んだ。2017年11月28日に百色1号・中国-ベトナム越境直行輸送列車の開始以来では164便が運行され、合計貨物量は6万9000トンに上っている。

ソース:The Publicity Department of Baise City

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