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【北京2021年10月27日PR Newswire=共同通信JBN】1908年に雑誌「Tianjin Youth(天津青年)」は「中国はいつ、オリンピック大会を開催できるようになるのだろうか?」と問い掛けた。2022年北京冬季五輪大会に向けて100日間のカウントダウンが始まり、100年来のオリンピックの夢がもう一度現実のものとなりつつある。

2022年北京冬季五輪大会のエンブレムは「冬の夢」と名付けられ、中国の冬季五輪の夢の実現到来を告げている。より多くの中国の人々が冬のスポーツに参加するよう呼び掛け、中国をスポーツ大国にし、冬のスポーツと世界のオリンピック運動を振興するために。

自身、熱心なスポーツファンである習近平(Xi Jinping)国家主席は、多くの機会で自身のスポーツへの理解を説明し、この国をスポーツ大国にする取り組みを主導してきた。これは彼が中華民族の復興という中国の夢の一部と表現した目標である。

▽厳粛な約束
「北京!」。2015年7月31日、歴史的な2度目となる五輪大会開催都市として北京の名前が読み上げられ、中国の首都は夏季と冬季五輪大会の両方を開催する世界で初めての都市となった。

冬季五輪大会への立候補から準備まで、習主席は指導的役割を演じてきた。

国際オリンピック委員会(IOC)メンバーが投票する数時間前、習氏はテレビ演説でこう言った:「2022年冬季五輪大会が仮に中国で開催されれば、それは中国と世界の他の文明の間の交流と相互理解を促進し、13億以上の中国国民に関心と熱意をもって冬のスポーツに参加するよう奨励し、彼らにオリンピック運動の前進とオリンピック精神の振興を支援する新たな機会を与えることだろう」。

中国主席は北京と北部の河北省張家口での2022年冬季北京五輪・パラリンピック大会の準備状況を何度か視察し、2022年に「グリーンで、包摂的で、開かれた、クリーン」なアプローチで、「素晴らしく、特別で、卓越した」オリンピックを、実現することの重要性を繰り返し語った。

すべての世代の冬のスポーツファンを鼓舞することから、環境にやさしい持続可能な大会を構築することまで、中国は立候補の約束を果たしつつある。

▽持続可能な開発
習氏のビジョンに導かれて北京2022は昨年、環境へのプラスの影響、地域のための新たな発展、人々にとってのよりよい生活の3分野での持続可能性に着目した持続可能性プランを発表した。

2022年大会はオリンピック史上初めて、製氷に二酸化炭素の超臨界直接冷却技術を採用し、従来の手法で使っていたエネルギー消費の40%を節約する。

これは持続可能性プランに規定された12のアクションの中の119の具体的措置の1つにすぎない。

習氏は視察ツアーの際に、2022年冬季五輪大会は北京、天津、河北省の調整された開発の推進力としての役割を果たすと述べた。

この約束はオリンピック大会を都市と地域の長期開発計画に適合させることを目指すIOCのオリンピックアジェンダとも合致している。

崇礼はかつて、わずかな農業収入しかない張家口の極貧県だった。2015年、この県の住民10万人のうち16.8%が中国の全国貧困ライン以下で生活しているとされていた。

しかし2022年冬季五輪大会の雪のイベントの大半が開催されるこの山間部の町は今や、スキーヤーの天国へと変身した。2019年、ニューヨーク・タイムズ紙は、崇礼を訪問する価値のある52のスキーデスティネーションの1つに挙げた。

2019年5月、同県は正式に貧困から脱出した。崇礼の住民12万6000人のうち約3万人がスキーリゾートや関連企業、機関で雇用されている。

オリンピック大会のChristophe Dubiエグゼクティブディレクターは「この大会はいくつかの長期的開発を促進する素晴らしい資産を象徴している。これは北京2022のためになされたもので、われわれは多くを学んだ」と語った。

▽スポーツ大国の構築
習氏は「スポーツは人々の健康を向上させ、人々のよりよい生活への願いを満たし、包括的な人類の発展を促進するための重要な手段である」と述べた。これは中国の国家主席がこの国をスポーツ大国に転換することに熱心である理由を明らかにしている。

習氏は、北京冬季五輪大会への準備を氷と雪のスポーツの普及と発展振興の機会ととらえるよう国に要請してきた。このビジョンは現実になりつつある。

中国で冬のスポーツはかつて、外国のぜいたくな娯楽としてとらえられていたが、2025年までに3億人を冬のスポーツに関与させようという習氏の意欲のおかげで、今やますます多くの人がスケート場やスキー場へと出かけるようになっている。

5年前、中国にはスキーリゾートが460しかなかった。より多くの人がスキーを楽しめるようにするため、国は施設の建設を促進し、2019年末までにその数は770に跳ね上がった。

全国の約2000の小・中学校が2000年末までに冬のスポーツを教育課程に取り入れた。

こうした大衆スポーツ振興策は、「スポーツ大国構築の基礎は、大衆スポーツに横たわっている」という習氏の発言を見事に表明したものである。

IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長は「習主席は本当のチャンピオンだ。彼は社会におけるスポーツの重要な役割と、若者への教育にとってのスポーツの重要性について明確なビジョンを持っており、私はメダル一式を差し上げたい」とインタビューで述べた。

https://news.cgtn.com/news/2021-10-26/Winter-Dream-meets-Chinese-Dream-China-delivers-on-Olympic-promises-14FEKl6xHJS/index.html 

ソース:CGTN