令和3年4月
一般社団法人 日本冷凍食品協会

 4月21日、一般社団法人日本冷凍食品協会(会長 大櫛顕也)では、令和2年の冷凍食品の生産・消費調査結果を公表しました。
◎国内生産量は、前年を下回り、金額はわずかに前年を上回った。
◎業務用は、数量・金額とも大幅に減少、一方、家庭用は数量・金額とも大幅に増加。業務用、家庭用の比率は、数量ベースでほぼ半々となった。

■国内生産は、数量が1,551千トン(対前年比(以下、同じ)97.7%)と前年を下回り、金額(工場出荷額)は7,028億円(100.7%)と前年をわずかに上回った。
■業務用は、数量が780千トン(87.0%)、金額は3,279億円(85.9%)と大幅に減少し、数量は1990年以来30年ぶりに700千トン台となった。一方、家庭用は数量が771千トン(111.4%)、金額は3,749億円(118.5%)と大幅に増加し、いずれも最高値となった。
■業務用と家庭用の比率は、数量ベースでは、ほぼ半々、金額ベースでは初めて家庭用が上回った。

◎品目別(大分類)生産量では、大半を占める調理食品が減少。
◎品目別(小分類)生産量では、炒飯、ギョウザ、うどん、スパゲッティなどが大きく増加。生産量順位は、1位うどん、2位コロッケ、3位炒飯と、前年と同じ。

■大分類の品目別生産量では、減少傾向が続いていた水産物(100.2%)がほぼ横ばい、原料作物の生産減少等により農産物(94.1%)が減少したほか、国内生産の大半を占める調理食品(97.8%)も減少した。
■小分類の品目で前年に対して量的に大きく増加したのは、炒飯(119.5%)、ギョウザ(109.6%)、うどん(103.9%)、スパゲッティ(108.8%)などであった。
■小分類の品目別生産量では、前年と同順位で、1位うどん、2位コロッケ、3位炒飯となった。

◎冷凍野菜輸入量は、6年ぶりの減少、輸入額は4年ぶりの減少。
◎国内消費量は前年より減少し、国民1人当たりの年間消費量も減少した。

■財務省貿易統計による冷凍野菜輸入量は、1,033千トン(94.8%)と6年ぶりの減少、輸入額は、1,867億円(92.9%)と4年ぶりの減少となった。
■国内消費量(「冷凍食品国内生産量」「冷凍野菜輸入量」「調理冷凍食品輸入量」の合計)は、2,840千トン(96.4%)、1人当たりの年間消費量は0.8キログラム減少し、22.6キログラムとなり、過去最高だった前年からいずれも減少した。

※詳細はプレスリリースをご確認ください。