住民に交流の場を提供したいと意気込む田中さん=氷見市加納

おでかけニュース

交流カフェ移転再開 氷見で1年ぶり 三重から移住の80歳

2019/12/19 01:30

 氷見市に三重県伊賀市から移住してカフェを経営する田中旋夫(のりお)さん(80)は加納の国道160号沿いに店を移転させ、1年ぶりに営業を再開した。旧店舗は山あいの余川の古民家を改装して4年前に開いたが、イノシシやハクビシンの被害で継続が難しくなり、休止していた。田中さんはほれこんだ氷見で「心機一転頑張りたい」と意気込んでいる。

 

 田中さんは奈良県出身で、60歳ごろまで関西を中心に石油販売会社で勤務。その後病気で体調を崩し、療養できる場所での暮らしを望むようになった。2013年から魚がおいしく、気候が体質に合った氷見市の山間部で暮らしていた。

 

 2015年にカフェを開いた古民家では獣害に頭を悩ませた。庭がイノシシに荒らされ、ネズミやハクビシンもいて維持するのは難しいと考えた。しかし、氷見で知り合った人も多く、離れがたいと考え、ラーメン店だった物件を見つけた。

 

 移転開業したカフェ「ひこばえ」は、一人暮らしのお年寄りらに朝ごはんを提供しようと店は午前7時から開け、和洋の朝食セット、かけうどん、かけそばを用意する。営業は午後6時までで、喜多方ラーメンや讃岐うどん、熊本ちゃんぽん、カレーのほか、予約すれば要望に応じた料理を提供する。