改装が進む築150年の民家=富山市平岡

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古民家改装、憩いの場に 富山の子ども向けデイサービス

2020/01/04 00:54

 富山市平岡に10月開所した障害がある子ども向けの放課後等デイサービス「ミックスベリー」が、敷地内にある築約150年の古民家の改装を進めている。管理者の中川博司さん(48)らスタッフは、子どもたちや地域住民の憩いの場として活用する計画を描いており、今春からの運用を目指している。

 

 古民家はかつて旧池多村の村長の住居で、2年ほど前まで子孫が暮らしていたが、空き家となっていた。台所として使われていた土間や、神棚のある広間、縁側などを備える。

 

 中川さんは1993年から2年間、青年海外協力隊としてインドネシアに滞在し、現地の障害者職業訓練所で指導した。帰国してからは県内の福祉施設や富山型デイサービスで経験を積んだ。放課後等デイサービスの建物を新築するにあたり、約4500平方メートルの敷地とともに古民家を取得した。

 

 古民家の一室には、段ボールで作った家や遊具を置き、庭にはツリーハウスや手作りの遊具を設置した。畑での農業体験も予定している。中川さんは「介護予防教室を開いたり、部屋をシアターとして活用したりと、多くの人が癒やされる場にしたい」と話した。