「富山宣言」が採択された日台交流サミット=富山市内のホテル

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日台交流人口800万人へ連携 富山で初のサミット

2019/09/29 01:44

 日台交流サミットin富山は28日、富山市のホテルグランテラス富山で開かれ、来年までに日台の相互交流人口800万人実現を目指し、一層の協力と連携を図るとした「富山宣言」を採択し、約300人が友好を深め合った。

 

 サミットは2015年に金沢市で始まり、富山開催は初めて。富山県議会や富山市など県内15市町村議会に加え、石川、東京、大阪、名古屋など県外21の都府県議会や市議会などの議員らが参加した。台湾からは台北、台南、高雄の各市議会や日本国内の台湾関係団体の関係者が招かれた。

 

 サミット実行委員長で、県日台友好議員連盟会長の中川忠昭県議会議長が開会宣言し、全国日台友好議員協議会長の藤田和秀名古屋市議が「日台交流をさらに前へ進めたい」とあいさつした。石井隆一知事、謝(シャ)長(チョウ)廷(テイ)台北駐日経済文化代表処代表、田畑裕明衆院議員が祝辞を述べた。

 

 松田隆ニュージャパントラベル社長が基調講演し、富山、台湾双方の魅力を紹介。実行委事務局長の武田慎一県議が相互交流人口800万人の達成へ、持続可能な観光交流の発展へ観光資源の保全活動を促すことや、台湾の国際組織への参加を支持することを盛り込んだ宣言文を読み上げ、採択された。

 

 全国日台友好議員協議会常任相談役の安達前(すすむ)前金沢市日台親善議員連盟会長、遠藤富士夫同協議会理事長の提案で次回開催地に加賀市が選ばれた。高辻伸行同市議会国際交流推進議員連盟会長が田中金利同市議会議長らと「精いっぱいおもてなししたい」と意気込みを示した。

 

 続く歓迎会は県民謡越中八尾おわら保存会の舞台で始まり、中川議長、森雅志富山市長があいさつし、宮腰光寛衆院議員、とやま国際センター代表理事の麦野英順北陸銀行会長、台北駐大阪経済文化弁事処の李(リ)世(セイ)丙(ヘイ)処長が祝辞を述べた。

 

 高橋正樹高岡、夏野修砺波、林正之氷見、大野久芳黒部、上田昌孝滑川の各市長も出席した。舎川智也富山市議会議長の発声で乾杯し、実行委員会副委員長の稗苗清吉県議の主唱で万歳三唱した。29日は2コースに分かれ、県内の観光地を巡るエクスカーション(小旅行)が行われる。