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朝乃山が充実10勝目 大相撲秋場所 V消滅も「自信持って取れた」

2019/09/22 01:41

 大相撲秋場所(両国国技館)14日目の21日、西前頭2枚目の朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は西前頭3枚目の友風を下し、10勝目を挙げた。千秋楽に3敗の関脇貴景勝と東前頭8枚目の隠岐の海が対戦するため、優勝の可能性は消滅したが、幕内上位で2桁白星をつかみ取り、25歳の大器は「自信を持って相撲が取れた」と充実感を漂わせた。

 

 朝乃山は友風の突き、押しをこらえて得意の右四つとなった。上手をつかんで体を入れ替え、体を預けながら上手投げを繰り出し、相手を裏返しにした。この日も、まわしを取った時の力強さを見せつける快勝だった。

 

 今年5月の夏場所で初優勝したが、先場所は自己最高位の東前頭筆頭で臨み、初の上位総当たりで7勝8敗と負け越した。悔しさを味わっただけに、2場所ぶりの2桁勝利に「がむしゃらに前に出られて良かった。うれしい」と喜んだ。

 

 支度部屋での話題は前日に続いて三役昇進に。関脇、小結が全員勝ち越し、東前頭筆頭の北勝富士も勝ち越したことを挙げながら「上が“きつきつ”なんで」と複雑な表情を浮かべ、三役入りは難しいとの見方を示した。それでも、記者から「三賞の可能性はあるのではないか」と言われると、うれしそうに笑った。

 

 千秋楽の対戦相手は9勝を挙げている西前頭10枚目の明生。富山の星は「自分の相撲を取り切って来場所につなげたい」と表情を引き締めた。