昔ながらの手法でオオダレを製作する女性=南砺市の五箇山青少年ふるさとセンター

民具「オオダレ」製作再開 南砺

2020/11/18 01:12

 17日の富山県内は高気圧に覆われ、広く晴れた。最高気温は富山市中心部で18.1度、高岡市伏木で17.2度など、全10観測地点で11月上旬並みだった。

 

 冬の訪れを前に、南砺市の相倉合掌造り集落保存財団は、伝統的な雪囲いの民具「オオダレ」の製作を再開した。女性2人が集落内の五箇山青少年ふるさとセンターで、市内の寺から受注した品を、昔ながらの手仕事で編んでいる。

 

 オオダレは、乾燥させたススキを約1.8メートル四方や2メートル四方の平面状に、わら縄で編んで作られる。財団によると近年、全国的に同様の民具の希少価値が高まり、需要が市内外に広がっている。

 

 今年は、本来ならば製作を行わない6~9月に、新型コロナウイルスの影響などで納入が遅れていた昨季分18枚を仕上げた。今季は地蔵の雪囲い用など既に21枚の注文が入っている。