登録証を手に高岡漆器のブランド化を期待する柴田理事長=高岡市内

高岡漆器に地域団体商標 県内13件目

2020/09/03 01:29

 伝統工芸高岡漆器協同組合(高岡市)が特許庁に出願していた地域団体商標「高岡漆器」が登録された。同協組は高岡漆器のブランド化や知名度向上、販路拡大につながることを期待している。

 

 地域団体商標は地域名と商品やサービスを組み合わせた名称が対象。商標権が発生するため、今後は同協組のメンバーや許可を受けた場合のみ使用でき、不正使用を防げる。同協組が昨年12月に出願し、8月3日に登録され、8月下旬に登録証が届いた。県内では高岡銅器などに続き13件目。

 

 高岡漆器は江戸初期、高岡開町の祖で加賀藩2代藩主の前田利長が高岡に移り、全国から漆器職人を呼び寄せて始まった。アワビの貝殻などを使う螺鈿(らでん)「青貝塗」と、彫刻を施して立体感が特徴の「彫刻塗」などがある。

 

 柴田治之理事長は「登録を機に高岡市と連携を深め、高岡漆器の知名度向上に努めていく」と話した。