ますずしの素材を活用したライスコロッケ=立山町の立山あるぺん村

「ます寿しコロッケ」人気 立山あるぺん村、余った食材で新商品 果物はシャーベットに

2020/08/05 01:45

 ドライブイン「立山あるぺん村」(立山町東中野新)がコロナ禍(か)による食品ロスを減らそうと、売れ残った土産物や果物の加工、商品化に取り組む。ますずしはコロッケに、果物はシャーベットにして売店や通信販売、レストランで提供し、人気を集めている。

 

 あるぺん村は4月18日から5月22日まで売店とレストランの営業を停止した。このため、5月の大型連休を見込んで購入したますずしの材料が余った。

 

 営業再開後も県外からの観光客が少なく、土産品の売れ行きが落ちている。そこで、まだ食べられる食品をおいしく味わってもらおうと、スタッフが知恵を出し合い、加工品を考案した。

 

 「ます寿しコロッケ」は酢飯にマスの身を混ぜ込んで揚げたライスコロッケで、酢飯のさっぱりした味わいの中にマスのうまみが感じられる。

 

 あるぺん村の関連会社「寿し工房大辻」の食材を使い、コロッケ製造販売の合同食品(大阪府豊中市)に製造を委託した。

 

 果物は砂糖煮に加工し、手作りのシャーベットやソフトクリームにした。果物の味がしっかりとしていると好評で、山形産サクランボや宮崎産マンゴー、長野産リンゴ、モモがメニューとなっている。

 

 大辻佐幸事業本部長は「お客さんに少しでも明るく楽しい気持ちになってもらいたい」と話した。