朝乃山 七夕に優勝願う 7月場所へ稽古

2020/07/08 02:13

 大相撲の大関朝乃山(富山市呉羽町出身、富山商高OB、高砂部屋)は7日、東京都墨田区の高砂部屋で稽古に励み、幕下力士と相撲を取った。この日は七夕で、稽古後に報道陣の電話取材に応じた朝乃山は「(短冊があれば)優勝と書いていた。あとは体調管理をしっかりしてコロナに負けないと(書いた)」と述べ、7月場所(19日初日・両国国技館)での2度目の制覇を見据えた。

 

 朝乃山は、東京朝乃山後援会などから化粧まわしを新たに二つ贈られた。後援会のものは白色で昇り龍をあしらっており、7月場所で披露する予定という。

 

 2月から富山に帰っていないが、母親の石橋佳美さんとはLINE(ライン)で連絡を取り合っている。「東京でコロナの感染が続いているので、母さんも心配している。あと『体調は大丈夫か』と聞いてくれる」と話す。

 

 ふるさとに対しては「相撲を始めたのも富山。地元の人が今まで応援してくださったおかげで、ここまで上ることができた」と感謝。「ここで終わったわけじゃない。これからもご声援をお願いしたい。コロナは落ち着いているが油断できない状態なので、しっかり手洗い、うがい、自粛を続けてテレビの前で応援してほしい」と呼び掛けた。

 

 大関に昇進して給与もアップした。「もっとお金をためて親孝行したい」と優等生発言で「好感度アップ」も狙う。最近は体にフィットする人気のビーズソファ「Yogibo(ヨギボー)」のダブルを3万円で購入し「人をダメにするソファ。買った時は布団にダイビングするんじゃなくヨギボーにダイビングしていた」と満足げに語った。

 

 7月場所に向けては「地位も上がったし、一緒に稽古している幕下力士を関取に上げるのも僕の役目」と看板力士の自覚を新たにする。大関になると、東京開催場所では両国国技館の地下駐車場に車での乗り入れが可能となるが、「(車は)まだ買っていない。タクシーでいいかなと思っている」と控えめだ。

 

 昨年12月の冬巡業で訪れた熊本県人吉市が豪雨で甚大な被害を受けている。これについては「心配。何かできることがあればやりたい」と気遣った。