登校する生徒で混雑する富山駅構内=1日午前7時35分

一斉登校再開、新しい日常始まる 富山駅は通勤通学ラッシュ

2020/06/02 01:52

 富山県内で1日、小中高校の一斉登校が始まり、JR富山駅にはいつも通りの通勤通学ラッシュの光景が戻った。黒部峡谷鉄道(黒部市)のトロッコ電車が走りだし、世界遺産の菅沼、相倉合掌造り集落は閉鎖を解除し、県内各地で観光や宿泊、商業施設の営業が本格化した。新型コロナウイルス感染拡大で様変わりした「新しい日常」が静かに幕を開けた。

 

 県内では全県立高と、滑川市を除く14市町村の小中学校が通常の授業を再開した。小中高校は3月上旬から臨時休校し、4月上旬には一時登校が再開されたが、再び長い休校に入った。

 

 2カ月ほど遅れ、ようやく「新学期」が始動した。校内では感染予防策が徹底され、これまでとは違った学校生活が始まったものの、児童生徒は久しぶりの友人や教員との再会を喜んだ。部活動も再開され、児童生徒は外出自粛でなまった体を動かした。滑川市は他市町村に先駆けて5月21日に授業を再開した。

 

 県の外出自粛、休業要請は同29日に解除され、週明けの6月1日からは多くの施設が準備を終え、営業を始めた。

 

 各施設はマスク着用の呼び掛けや、飛沫(ひまつ)感染防止のビニールシートの設置、「3密」対策など万全の感染防止策に工夫を凝らした。「新しい生活様式」を取り入れ、安心して利用できる環境を整え、客を出迎えた。