新築された富山中央署富山駅前交番=富山市明輪町

「県都の玄関」治安守る 富山駅前交番完成 新幹線高架下に 

2020/02/25 01:53

 富山中央署富山駅前交番の竣工(しゅんこう)式は24日、富山駅で行われ、県警職員や地域住民らが県都の玄関口の治安維持へ期待を込めた。

 

 富山市明輪町の北陸新幹線高架下に新築された交番は鉄骨2階建てで、延べ面積は81平方メートル。出入り口や窓、カウンターに防犯ガラスを使い、敷地にフェンスやセンサーライトも設置して安全面を強化した。出入り口の段差をなくしてバリアフリー化し、利用者のプライバシーに配慮した相談室も設けた。整備事業費は約5400万円。

 

 野田太一警務部長は式辞で、路面電車の南北接続や駅周辺の開発により治安情勢の変化が予想されるとし「安全と平穏を確保するため、より地域に密着した警察活動をしていかなければならない」と述べた。竹野博和県危機管理監があいさつ、中川忠昭県議会議長らが祝辞を述べた。

 

 前田幹二署長は「県内外から駅を利用する人に安全安心を実感してもらえるよう、気を引き締めていく」と意気込みを示した。駅前交番は2012年、新幹線開業に向けた再開発に伴って駅南西街区の仮設交番に移り、昨年9月から駅構内の鉄道警察隊舎に移転していた。

 

 県警によると、18年6月の奥田交番襲撃事件後、「モデル交番」として建て替えが進む奥田交番は、3月下旬の竣工を予定している。