庵唄の寒稽古を始めた西下町の若連中とOB=南砺市城端の西下町公民館

庵唄の寒稽古始まる 南砺、5月の城端曳山祭へ

2020/02/05 02:08

 5月に南砺市城端で行われる城端曳山(ひきやま)祭に向け、今年の当番町である西下町の若連中らが3日夜、庵唄の寒稽古を始めた。寒稽古では全6町がそれぞれ5、6日間ほど篠笛や三味線、唄を練習し、祭りを彩る粋な調べに磨きをかける。

 

 祭りでは、江戸端唄の流れをくむ庵唄を若連中が庵屋台で情緒豊かに響かせるのが、絢爛(けんらん)豪華な曳山とともに見どころの一つとなっている。

 

 西下町の若連中「諫鼓(かんこ)共和会」のメンバーとOBの計13人が西下町公民館に集まり、今年の曲目「宇治茶」を繰り返し響かせた。会の代表で、6町の若連中で構成する庵連合会の会長を務める今井兼紀さんは「稽古を積んで観光客や住民にしっかりとした芸を見せ、祭りを盛り上げたい」と意気込んだ。

 

 3日に大工町、4日に東下町の若連中もそれぞれ寒稽古を始めた。国重要無形民俗文化財、ユネスコの無形文化遺産である城端曳山祭は5月4日に宵祭、5日に本祭が行われる。