ドローンの整備を行う社員=上市町のJVS

農業に新型ドローン 上市の企業が取り扱い、樹木に大量散布可能

2020/01/15 01:36

 小型無人機「ドローン」の販売や整備を行うJVS(上市町横法音寺)が、農薬散布用ドローンの新型機「AGRAST20」を売り出す。従来機に比べて大型で、一度に大量の農薬を散布できるため、樹木に活用することが可能。今後は実証実験を行い、特産の呉羽梨など果樹への活用も探る。

 

 T20は、世界的な大手メーカーDJI(中国)の新型で、現在の主流機の10リットルを上回る16リットルの農薬タンクを備える。一度の飛行で2ヘクタールに散布でき、広大な畑や果樹園などさまざまな地形で作業ができる。

 

 昨年11月の発表以降、県内の農家やJAなどから10件ほどの問い合わせが寄せられている。JVSは今月末頃から順次販売し、従来機と比較するデモ飛行も予定している。同社チーフインストラクターの井原真吾さんは「期待の新機種。スマート農業の普及に役立てばいい」と期待した。