沿道の富山県民に笑顔で手を振る朝乃山=県庁前

朝乃山、富山で凱旋パレード 2万5千人が初優勝祝福

2019/06/17 01:36

 大相撲夏場所で初優勝した富山市呉羽町出身の朝乃山(25)の凱旋(がいせん)パレードは16日、富山城址公園周辺で行われた。降っていた雨はパレードに合わせたように上がり、富山県内外から訪れた2万5千人(県発表)の祝福を受け、朝乃山は笑顔で手を振った。朝乃山には同日、県スポーツ特別栄誉賞と、富山市表彰特別表彰が贈られた。

 

 朝乃山はオープンカーに乗り込み、大勢の人が集まった県庁前から出発した。富山城址公園や県民会館前、市役所前を回る1・5キロのコースを40分ほどかけて巡った。沿道を埋め尽くした県民は手を振ったり、横断幕を掲げたりし、多くの歓声や祝福の声を浴びせた。

 

 県庁前に戻ってきた朝乃山はパレードの感想を問われ、「東京より地元の方が大フィーバーしていた。多くの人が来てくれ、とてもありがたかった」と感謝した。

 

 パレードの後、富山市のオークスカナルパークホテル富山で、県スポーツ特別栄誉賞と富山市表彰特別表彰の合同贈呈式が行われた。

 

 石井隆一知事が「富山はもちろん、日本のスターになってほしい」、森雅志富山市長は「郷土の大先輩・太刀山を目指して頑張ってほしい」と述べた。朝乃山には、富山米新品種「富富富」1俵や富山で作られたガラスの酒器が贈られた。

 

 引き続き開かれた優勝記念祝賀会には、会場を埋め尽くす後援会員や関係者ら約650人が出席した。各テーブルを回る朝乃山に出席者は祝福の言葉を掛け、会場は歓喜に沸いた。