市の課題に対するアイデアを発表する生徒=氷見市西部中

氷見創生、中学生がアイデア

2019/05/25 01:51

 氷見市は24日、同市西部中で、次期まち・ひと・しごと創生総合戦略策定に向け、生徒との未来対話を行った。中山間地の同校区は市内でも過疎化が深刻となっており、市側が投げかけた地域課題に対して、生徒は地域交通の維持や自然環境の保全、子育て環境の充実など地方創生のアイデアを提言した。

 

 2、3年生49人が参加した。市側は現在約4万8千人の人口が2040年には3万人にまで減少する推計があることを説明した。

 

 生徒は10班に分かれて五つのテーマで話し合い、各課題について対策を発表した。同校区で利用が伸び悩んでいるNPOバスに関しては、どこでも手を挙げれば乗車できるようにすることや、お年寄りが乗りやすくするためバス停を増やすことが提案された。

 

 自然の環境保全では、山の環境を改善する団体をつくり、植樹や下草刈りをしてもらうアイデアが出された。子育て環境充実では、本の配布や家事の手伝いをすれば母親に喜ばれるのではないかとの提言もあった。生徒は一人暮らし老人の生活援助や農産品の販路拡大についても考えた。

 

 総合戦略には、人口減少対策など地方創生に関する施策を盛り込む。市は27日に有識者による推進協議会を発足させる。今回の対話で出された生徒の意見も協議に反映させる。