逮捕術の技能向上に励む警察官=富山市の県警察学校

広域指導官に逮捕術学ぶ 富山県警、交番襲撃受け講習会

2019/05/08 01:49

 富山市の奥田交番と池多駐在所が相次いで襲撃されたことを受け、県警は7日、同市の県警察学校で、警察庁指定の「術科広域技能指導官」を招いた講習会を初めて開いた。県警本部や各署の逮捕術の訓練指導者約30人が、相手を取り押さえる技や危険を察知するための心構えを学んだ。

 

 警視庁の笠原忠幸逮捕術副首席師範と政安和彦逮捕術師範が講師を務めた。参加者は短刀を持った相手を素手で制圧する技などを練習し、イスラエルの戦闘術「クラヴマガ」も体験した。反射神経や注意力を鍛えるためのトレーニング方法も教わった。

 

 冒頭、県警の藤井実教養課長が「学んだことを現場に持ち帰り、指導に生かしてほしい」と呼び掛けた。

 

 広域技能指導官は、それぞれの分野で優秀な警察官が全国から選ばれ、各地で指導に当たる。術科の指導官は今年3月に新たに指定され、講習は富山が7県目となる。逮捕術の講習会は8日も開かれ、8、9日には拳銃の講習もある。