雪の壁の間を走る立山高原バス=10日、立山・弥陀ケ原

アルペンルート部分開通 観光客、天空の銀世界楽しむ

2019/04/11 01:47

 立山町から長野県信濃大町に至る山岳観光路「立山黒部アルペンルート」は10日、立山ケーブルカー立山駅(標高475メートル)と弥陀ケ原(1930メートル)間が部分開通し、今年の営業を開始した。午前9時の弥陀ケ原の気温は氷点下2度で、一番乗りの観光客は寒さに震えながら、春の観光シーズンを間近にした天空の銀世界を楽しんだ。

 

 美女平駅(977メートル)でケーブルカーからの乗客を乗せた立山高原バスは午前9時、一夜で雪に覆われた駅前を出発。弥陀ケ原までの「美女平天空ロード」15キロを、綿帽子をかぶった立山杉や高さ5メートルに及ぶ雪の壁を車窓に望みながら進んだ。

 

 約30分で弥陀ケ原ホテル前に到着した観光客は雪の壁を見上げて写真を撮ったり、雪山に登って周囲の眺めを楽しんだりした。

 

 信濃大町までの全線開通は15日となる。運営する立山黒部貫光は6月までの間、雪の大谷・回廊ウオークなどを楽しめる「立山黒部・雪の大谷フェスティバル」を開催する。