昨年9月の防災訓練で女性専用コーナーを設置する防災士=砺波市太田

女性防災士40人に 砺波市、一挙16人合格

2019/02/10 01:57

 1月に行われた防災士の資格取得試験で砺波市の女性16人が合格し、市内の女性防災士は計40人となった。市町村別では県内トップクラスの人数で、市内21地区のうち20地区に女性防災士が配置されることになった。市は新年度、市防災士連絡協議会に女性部会を設置し、さらに活動を充実させる。

 

 防災士は日本防災士機構が認証する資格で、市内には現在、男女合わせて165人いる。市は受験費用を助成する制度を設けており、各地区の自主防災会が受験希望者を推薦している。

 

 市は、災害時の避難所運営では更衣室や授乳室など女性の視点が求められるとして、2年前から女性防災士の育成に力を入れている。この結果、女性は2016年度が4人、17年度が24人と年々増えていた。

 

 昨年9月の市総合防災訓練には、女性防災士9人が参加し、避難所となった太田体育館にテントや段ボールを使って、個室やトイレを備えた女性専用コーナーを作った。

 

 県内の女性防災士は昨年末現在で、富山市が35人と最も多く、24人の砺波市が続いている。市防災危機管理班の担当者は「市内21地区に2人以上の女性を置くことを目標に、育成を進めたい」と話した。