県育成のチューリップ新品種「白天使」

県育成チューリップ2品種を登録 「白天使」「恋のはじまり」

2019/01/05 01:46

 富山県は4日、県育成のチューリップ新品種「白天使(しろてんし)」と「恋のはじまり」が品種登録されたと発表した。両品種は4月に砺波市で開かれる「となみチューリップフェア」(富山新聞社後援)に展示し県球根農協が予約販売を開始、今秋に球根の発送を始める。県育成のチューリップは計35品種となる。

 

 白天使は、ユリに似た花弁の「ユリ咲き」では希少な白色で、花弁が天使の翼を広げた姿をイメージさせることから命名された。白のユリ咲きは県内生産出荷で3品種目となる。

 

 恋のはじまりは濃いピンク色で、花弁のふちに近くなると次第に色合いが薄くなる。桃系の花色が恋を連想させ、春のそよ風に揺れる姿が恋のはじまりを予感させるとして命名された。

 

 両品種とも茎と葉が頑丈で、茎は短くて曲がりにくいため花壇植えに適している。促成栽培ができ、それぞれ鉢花として1、2月に出荷もできる。それぞれ初年度は球根約3千球の販売を予定する。

 

 名称は、特産品アドバイザーや花卉(かき)流通・販売関係者でつくる新品種命名検討委員会が、生産者らから募集した257点の案から選考した。

 

 4日の会見で石井隆一知事は「白天使は清楚(せいそ)な感じ。恋のはじまりは2月の鉢花でバレンタインデーでの活用も想定される」と語った。