交換用の部品調達ができなくなると、利用停止になるクロスランドタワー=小矢部市のクロスランドおやべ

小矢部のクロスランドタワー、部品交換不可で利用停止

2018/12/14 02:03

 小矢部市の桜井森夫市長は13日の市議会定例会で、エレベーターに大きな不具合が出た時点で利用停止とする方針を示しているクロスランドおやべのタワーについて、落雷などの影響でエレベーターの制御盤が故障し、部品の交換が不可能となった場合、利用停止とする考えを示した。桜井市長がタワーの利用停止の条件に具体的に言及したのは初めてとなる。

 

 市によると、タワーのエレベーター制御盤の部品には在庫が存在しないものがある。桜井市長は「業者による交換用部品の供給体制が続く限り、タワーの利用は維持できる」とも述べた。

 

 エレベーター全体の改修については多額の費用を要するため、当面は業者が保管する部品で修繕していくという。

 

 桜井市長は、タワーの解体については「考えていない。小矢部のシンボルであり、何とか残したい」と強調した。

 

 タワーは高さ118メートルで、1994年5月に開業したクロスランドおやべ内に約14億円を投じて整備された。タワーのエレベーター部品の製造は昨年12月で終了し、2019年度に計画耐用年数の25年を迎える。