野村主任研究員の話を聞く児童=舟橋小

県水産研、サケ増える環境考え 舟橋小で出前授業

2018/03/08 01:50

 舟橋村の舟橋小は7日、サケの生態や、取り巻く環境について学んだ。県水産研究所の出前授業で、野村幸司主任研究員が、川や海をきれいにして、サケが増える環境を守ってほしいと児童に話した。

 

 同小の5年生児童は「舟っ子サーモンズ」として昨年11月、富山漁協神通川サケ増殖場に分けてもらった発眼卵から育て、現在196匹の稚魚に成長させた。8日、学校近くの京坪川に放流するのを前に、サケをより深く知るため、出前授業を開いた。

 

 野村さんは、寒い海を好むサケは、川を下った後に北上し、北太平洋からアラスカ付近を回遊すると解説した。多くは4年で生まれた川に戻ってくるが、たどり着けるのはわずか0・4%程度と述べた。

 

 サケのえさになる海中のプランクトンは、森から川を通って流れてくる養分で育つと説明し、「川、海をきれいにすることに加え、森に木を植えて保護することが、サケを守ることになる」と話した。

 

 児童は「サケは養殖できますか」「どうして身がピンク色なのですか」などと質問した。