夢二の資料1000点超寄託 次男の遺族、金沢湯涌館に 9月一部公開 - おでかけニュース | 北國新聞社

寄託された夢二のスケッチブック。兼六園が描かれている=金沢湯涌夢二館

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夢二の資料1000点超寄託 次男の遺族、金沢湯涌館に 9月一部公開

2018/08/08 02:25

 大正ロマンを代表する金沢ゆかりの画家、竹久夢二の千点以上に及ぶ作品や遺品が、金沢湯涌夢二館に寄託された。夢二とともに湯涌温泉に滞在した次男不二彦の遺族が管理や展示を任せたいと同館に申し出た。夢二が描いた兼六園のスケッチや、創作の参考にするために作ったスクラップブックなど未公開品を含み、夢二研究の貴重な資料となる。9月の特別展で一部を公開する。

 

 寄託された「竹久家コレクション」は、夢二と不二彦の作品、遺品、夢二に関連する出版物などで構成される。散逸を避けるため、不二彦が死去した1994年以降、秘蔵されていた。遺族が高齢になり、金沢湯涌夢二館の太田昌子館長らと親交があったことから、同館に寄託を決めた。

 

 同館によると、多数の作品、遺品を遺族が一括して寄託するのは初めて。今後、詳しく分類、整理すると、数千点になるとみられる。

 

 夢二が旅先などで持ち歩き、女性像や風景などを鉛筆やペン、水彩などで描いたスケッチブックは約30冊あり、明治40年代から昭和初期にかけてのものとなる。