ナショナル合宿でトレーニングに励む森選手=新潟県上越市立上越体操場ジムリーナ

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耐えて、もっと高みへ トランポリン五輪代表・森選手 上越で合宿

2020/08/22 01:18

 トランポリン女子の東京五輪代表に決まっている森ひかる選手(21)=金沢学院大クラブ、金沢学院大3年=が21日、新潟県上越市で18日から国内トップ選手が参加して行われたナショナル合宿を打ち上げた。気心の知れた仲間とともにトレーニングに励んだ森選手は「苦しい場面でも耐えて強くなりたい」と、来年の大舞台に向けて気持ちを高めた。

 

 ナショナル合宿は3月に国立スポーツ科学センター(JISS)で行われて以来5カ月ぶり。合宿地の上越市立上越体操場ジムリーナは1月のオープン時、森、岸彩乃両選手が記念演技を披露した縁がある。東京五輪体操ドイツ代表の合宿地に予定されていた。

 

 森選手は4日に一足早く現地入りし、日本体操協会トランポリン女子強化本部長の丸山章子金沢学院大クラブ女子監督と自主合宿に打ち込んだ。

 

 自分を追い込む合宿はトップ選手でもきついが、今回、森選手は気持ちが違ったという。「いままでは『合宿かぁ~』と思う部分もあったけれど、頑張れる環境があって、ありがたい気持ちが大きい」と、感謝を胸に猛練習を繰り返した。旅館の温泉に漬かり気分転換もできた。森選手は「みんなと練習ができて刺激を受け、多くの人に元気をもらった」と笑顔で語った。

 

 合宿には森選手のほか、岸(金沢学院大職)、宇山芽紅(スポーツクラブ テン・フォーティー、金沢学院大OG)、佐竹玲奈(アポロメディカル、星稜高OG)、土井畑知里(三菱電機)の各選手が参加した。トランポリン女子は五輪代表枠をあと一つ獲得できる可能性がある。選手の動きを見守った丸山本部長は「体力的にもきつかったようだが、いいスタートを切れた」と話した。