試合後に記念撮影する室谷さん(前列中央)と宇津木さん(同右から3人目)=門前高

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指導50年、室谷総監督「悔いなし」 門前高女子ソフトボール部

2020/08/14 01:02

 高校女子ソフトボールの強豪、門前の室谷妙子総監督(72)が13日、同校で行われた交流試合を最後に半世紀にわたる指導者生活にピリオドを打った。白星で飾れなかったが、「悔いはない。寂しさはない」と晴れやかな表情。親交の深い元日本女子代表監督の宇津木妙子さん(67)が駆け付け、女性指導者の草分けとして、競技普及に尽力した功績をたたえた。

 

 「先生まだやれるよ」。室谷さんと握手を交わす宇津木さん。50年前、日本代表だった室谷さんがプレーする姿に憧れ、指導者となった後は「競技を通して人を育てる」という考えに共感し、親交を深めてきた。指揮を執ったシドニー五輪では、室谷さんの教え子松本直美さんが主将を務め、銀メダルを獲得した。

 

 試合後、室谷さんと道ますみコーチ(65)に記念品を手渡した宇津木さんは「これからも若い指導者を育て、見守っていただきたい」と話した。室谷さんは「ソフトボールのおかげでたくさんの方と出会い、人生が豊かになった」と振り返った。今後については「することがいっぱいある。大会でお世話になった全国の方々を訪ねたい」と話した。