シュート練習に励む北國銀行の選手=白山市の同行スポーツセンター

地域スポーツ

12月日本選手権、金沢決戦目指す ハンド北國銀、全体練習再開

2020/06/06 01:10

 ハンドボール女子の全国大会で昨季4冠に輝いた北國銀行ハニービーが約1カ月半ぶりに全体練習を再開し、体育館に選手の元気な声が戻った。目指すは12月に石川県で開催が予定されている日本選手権。1年延期された東京五輪の日本代表候補組は「地元で日本一をつかみ、来年の晴れ舞台へ弾みをつけよう」と意気込み、練習は以前にも増して熱を帯びている。

 

 北國銀行は5月26日に白山市の同行スポーツセンターで全体練習を再開した。黙々と体力トレーニングに励んできた選手の喜びは大きく、5日も荷川取義浩監督の下、大山真奈主将をはじめ19選手が精力的にボールを追った。

 

 昨季は全日本社会人選手権、国体、日本選手権を制し、プレーオフ中止の日本リーグもレギュラーシーズンの最終順位で優勝となり、4季ぶり2度目のシーズン4冠に輝いた。

 

 東京五輪に向けた日本代表候補の合宿はまだ行われず、選手の目標は10月に予定されている国体と12月23~27日に金沢市のいしかわ総合スポーツセンターで開催予定の日本選手権。12年前の金沢決戦では、宿敵オムロンに決勝で2度にわたる延長戦の末に24―25で敗れており、選手たちは「先輩の無念を晴らす」と口をそろえる。

 

 五輪代表候補の大山主将は「石川県に一人でも多くのハンドファンが増えるよう勝ち抜く」ときっぱり。左膝の半月板を痛め、手術を受けたばかりの横嶋彩は別メニューに汗を流し、「きっちり治し、晴れ舞台に立つ」と来年を見据えた。