サインに応じる炎鵬=金沢市松村第二会館

地域スポーツ

炎鵬に地元金沢「頑張れ友哉」 実家の町会が応援会

2020/02/22 01:26

 大相撲の前頭炎鵬(本名・中村友哉(ゆうや))=金沢学院大OB、宮城野部屋=は21日、実家のある金沢市松村第二町会の後援会が初めて開いた応援会に出席した。「頑張れ、友哉」。角界屈指の人気者に成長した25歳は、付近住民や同級生ら約150人の熱烈な歓迎に頬を紅潮させ、「3月の春場所では何かを起こせると思うので、応援よろしくお願いします」と決意を語った。

 

 山崎茂会長(67)の紹介で、会場の松村第二会館に炎鵬が入ると、歓声と拍手が湧き起こった。

 

 「大きい相手は怖くないの」「部屋のちゃんこはおいしいですか」。住民の質問攻めにあった炎鵬は「厳しい状況でもひっくり返せると考えている」「体が小さくて不利とは思っていない」と丁寧に答えた。リクエストに応じ、得意のけん玉の技を披露し、サインに気さくに応じた。

 

 母校・大徳小の同級生も姿を見せ、卒業後初めて顔を合わせたという馬渡梨紗さんは「全然変わっていない」、高崎まどかさんは「小さいけれどすごい」と感動した様子。6年生の時の担任だった指江柚三子(さしえゆみこ)さん(64)は、中村少年と腕相撲をして負けた思い出を振り返り、「近所からやかましいと言われそうなくらいの大きな声で、テレビの前で応援している」と笑顔を浮かべた。

 

 炎鵬は21日、北國新聞社を訪れ、炎鵬関石川県後援会会長の飛田秀一北國新聞社会長に初場所の勝ち越しを報告した。炎鵬は1大関2関脇を撃破した先場所を振り返り「15日間を通して自分の力を試すことができた。春場所もワクワクしてもらえる相撲を見せたい」と意欲を語った。

 

 食の細い炎鵬は場所後に95キロに減った体重がほぼ戻り「休養を十分取れて、体調は万全」という。

 

 炎鵬は23日、石川県後援会が開く激励会に出席する。