地域スポーツ

競歩・鈴木「自分の最高を」 五輪・金へ強化合宿

2020/01/23 01:42

 日本陸連の競歩の強化合宿が22日、宮崎市で報道陣に公開され、世界選手権男子50キロ王者で東京五輪代表の鈴木雄介(富士通、小松高OB、能美市出身)は「自分の最高を東京五輪で出せるように精進したい」と力を込めた。男子20キロ代表の山西利和(愛知製鋼)やリオデジャネイロ五輪50キロ銅メダルの荒井広宙(ひろおき)(富士通)ら気心の知れた仲間も参加しており、意欲的に練習メニューをこなした。

 

 8日にインフルエンザを発症し、5日間練習を休んだ鈴木はジョギングができるまで回復したところだが、「切り替えて一からしっかりと作り直す」と焦りはない。「五輪で金メダルを取るという小学生の頃からの夢が実現するところまでやっと来た。強い気持ちで東京五輪に臨みたい」と決意を示した。

 

 愛知製鋼陸上競技部競歩コーチで、五輪強化スタッフの内田隆幸さん(74)=能美市福岡町=も合宿に帯同している。鈴木、山西、荒井はともに内田さんの指導を受けた競技仲間で、強化合宿でも所属先の垣根を越えてレベルアップに励む。

 

 男子20キロで世界一に輝き、五輪切符をつかんだ山西は「五輪に向けてベースアップしたい。2月の日本選手権は勝ちきることがテーマ」と意欲たっぷり。男子50キロで残り1枠の代表の座を争う荒井は「純粋な気持ちで競技を楽しめている」と充実した笑みを浮かべた。合宿は26日まで行われる。