柔道女子団体決勝の中堅戦で津幡の辻が内股に続き、袈裟固めの技ありを決め、合わせ技で一本勝ち=県立武道館

地域スポーツ

柔道で津幡5年連続アベックV 県高校総体

2019/05/31 02:13

 2019年度県高校総体中心会期第1日(30日)10市町で卓球、バスケットボール、バドミントン、柔道、剣道、弓道、ボウリング(以上北國新聞社後援)など17競技に熱戦が展開され、柔道団体は津幡が5年連続のアベック優勝(男子7年連続38度目、女子5年連続9度目)を果たした。剣道の女子個人は横山令(羽咋)が制し、ボウリングの2人チーム戦は男子で金沢龍谷A、女子で伏見Aが栄冠を手にした。

 

 柔道の女子団体で昨夏の全中70キロ級を制した津幡の1年生ホープ辻ななるが期待以上の強さを見せた。

 

 決勝の相手は3月の全国高校選手権に続く晴れ舞台を目指す金沢学院。先鋒の小坂愛美(3年)が相手エースの小林琳央(2年)に終始攻められながらも引き分けると、中堅の辻は目の色を変えて「よし」と意気込んだ。

 

 2学年上の中森華音を果敢に攻め、内股で技ありを奪った後、袈裟固めに持ち込んで合わせ技の一本勝ち。大将を務めた主将の北野佑美(3年)も引き分けとし、全力を出し切った3人は涙を流しながら抱き合い、歓喜した。

 

 辻は高校デビュー戦となった4月の県高校春季大会で金沢学院の小林に一本勝ちを決められた。この黒星を発奮材料に稽古に一段と熱を入れ、今月12日の県ジュニア体重別で優勝し、インターハイの団体切符獲得につなげた。

 

 「まだまだ中学の柔道が残っているが、先輩の足を引っ張るわけにいかない」と辻。何とも頼もしい後輩に主将は「夏はチーム一丸で上位を目指す」と力を込め、中村篤監督も目を細めながら全国舞台の進撃を期待した。