練習で快音を響かせる4番の内山=尼崎市のベイコム野球場

地域スポーツ

星稜きょう(23日)履正社と対戦 春の甲子園

2019/03/23 01:51

 「春の甲子園」で優勝候補に挙げられる星稜高は23日の第3試合(午後3時半開始予定)で大阪・履正社と対戦する。奥川恭伸(やすのぶ)投手(3年)ばかり注目されているが、4番・内山壮真(そうま)遊撃手(2年)も元U15侍ジャパンのスター候補。両軍の指揮官がロースコアの勝負を想定する中、内山を軸とした打線の出来が勝負の鍵となりそうだ。

 

 決戦を控えた22日、開会式のリハーサル前に指揮官が対面した。毎年6月に金沢で練習試合を行う間柄。履正社の岡田龍生監督(57)は「奥川君は今すぐプロ野球の開幕投手もできる。星稜は日本一強いチーム」と言いながら、奥川攻略に余念がない。

 

 星稜戦が決まった15日以降、打撃マシンをマウンド手前2メートルに置き、体感球速150~160キロで猛特訓。野口海音(みのん)主将は「徐々に打てるようになってきた」と手応えを口にする。

 

 「素晴らしい舞台で対決できるのは喜びです」と星稜・林和成監督(43)。敵将からの賛辞連発にも浮かれず「うちは打線が弱い。奥川がどこまで抑えてくれるかがポイント」と冷静だった。

 

 最速145キロの履正社・清水大成投手は大会屈指の左腕との呼び声が高く、星稜打線に立ちはだかる。だが、この春は奥川投手を除く主力全員が練習試合で本塁打を記録。チームは22日、尼崎市のベイコム野球場で快音を練習し、内山選手は「調子は上がってきているので4番の仕事をしっかりしたい」と意気込んだ。

 

 山瀬慎之助主将(3年)は「奥川の状態は良い。しっかりリードしたい」と力を込めた。奥川投手は「駆け引きを大事にして3失点以内に抑えたい。勝ち負けよりも自分のピッチングをすることに集中したい。良い緊張感がある」とほほ笑んだ。