顔と手首の2段階で正確な検温ができる端末=金沢市内

顔と手首検温で精度向上 屋外用の体温測定機

2020/11/12 01:34

 防犯カメラの開発、販売を手掛けるダイワ通信(金沢市)は11日までに、屋外で使える非接触型の体温測定機を開発した。非接触型の体温計は気温の影響を受けるが、顔と手首の2段階の検温でより正確な結果を出せる。管理者のスマートフォンやプリンターと連動することもでき、新型コロナの感染者数が首都圏や北海道で再拡大する中、感染対策に活用してもらう。

 

 ダイワ通信は今年3月、顔認証端末と体温測定機能を備えた監視システム「フェイスフォー」を発売した。当初は500台程度の出荷を予定していたが、コロナ対策としての需要が高まり、想定の16倍の8千台超が売れた。

 

 主な利用者である石川県内の病院や福祉施設、商業施設からの要望を受けて改良し、「フェイスフォープラス」を開発した。顔認識での検温、マスク検知といった従来の機能に加え、手首での検温とスマートフォンへの通知、プリンターとの連動、音声の変更が可能となる。

 

 同社によると、大半の非接触型体温計は紫外線で温度を判別する。紫外線が多いと高く、少ないと低く表示される傾向がある。

 

 フェイスフォープラスには温度センサーを備え、より誤差の少ない結果を表示できる。顔と、冬場は衣服に覆われて外気に影響されにくい手首の2段階検温で精密な結果を出すことができ、雨天時以外は外でも使える。同社は20日にフェイスフォープラスを発売する。オープン価格。