青果の販路拡大へ 富山中央青果と富山銀、ベンチャーと協定

2020/09/04 01:22

 卸売業の富山中央青果(富山市)と富山銀行は3日、市場外流通を手掛けるベンチャー企業、農業総合研究所(和歌山市)と「連携協力に関する協定書」を交わした。青果の販路拡大やブランド化支援で連携する。

 

 農業総合研究所の及川智正会長によると、富山中央青果と農業総合研究所のように、市場卸売業者と市場外流通のベンチャー企業が連携するのは全国初という。

 

 計画では、青果のパッケージや、店頭PRの販促物を見直し、生産者の思いがより伝わりやすいようアイデアを出す。富山中央青果が情報提供や流通、農総研がブランド化支援を担う。富山銀は設備投資の資金ニーズに対応する。

 

 第1弾として、魚津の白ネギのパッケージを改良し、生産者や生産風景の写真を載せた。スマートフォンでQRコードを読み込むと、レシピの動画につながる。10日から食品スーパー「アルビス」で本格展開する。富山中央青果の安井豊社長は「農業は生産、流通、消費の改革期にある。3者の強みを生かして弱みを補い合い、農家を応援したい」と語った。