北國銀行は独自のATM開発を始める=金沢市の同行本店

北國銀、独自のATM開発 地銀初、22年めどに完成

2020/08/28 01:02

 北國銀行は、独自のATM(現金自動預払機)の開発に乗りだす。スマートフォンと連動させ、カードを使わずに出金できたり、窓口を訪れずに住所変更を済ませられたりする新たな機能を設ける。2022年をめどに完成させ、既存の約400台の一部を取り換える。同行によると、地銀がATMを開発するのは初めてという。

 

 新型のATMでは、利用者が口座から引き出したい金額をスマホに入力し、ATM画面にかざすと、お金を受け取ることができる。入金機能については、利用開始後に追加を検討する。

 

 インターネットバンキングが普及する中で、北國銀はATMに求められる機能が今後増えていくとみている。ATMに機能を追加する場合は、自前の機材を改良する方が既製品に比べてコストを抑えられると判断した。

 

 日本アイ・ビー・エム(東京)と連携し、21年2月から開発を進める。同7月ごろ、試作機を北國銀本店の食堂に設置し、行員が実証実験を行う。ATMの外観デザインに地元の木材を採用できないか検討する。

 

 北國銀の担当者は「最新鋭の機能を備え、顧客の利便性を高めていきたい」と話した。