四輪、二輪複合で販売 ホンダ自販タナカ、富山で23日

2020/07/21 01:36

 ホンダ自販タナカ(富山市)は23日、富山市新庄本町に、ホンダの自動車(四輪車)と二輪車を、同じ建物内で販売する全国初の複合店をオープンさせる。双方の販売代理店であるメリットを生かして二輪から四輪、四輪から二輪という客の流れを生み出すことでファン層の拡大を目指す。

 

 四輪販売の「ホンダカーズ」の店舗を現地で建て替えるに当たり、1階にカーズ、2階に二輪販売の「ホンダドリーム」を併設して相乗効果を狙う。二輪の車両は旧店舗の一角にも置いていたが、新店舗では約20台の展示とともに、ウエアやブーツ、グローブなども販売し、初心者が必要な道具一式をそろえられる売り場を構成した。

 

 1階は車両を置く室内スペースを減らし、代わりに大型キャノピー(ひさし)の下など、屋外の開放的な場所を活用する。地域の子どもがボルダリングを楽しめるスペースやカフェコーナーも設けた。耕運機を実演するための「プチ農園」も併設する。

 

 浅生忠和社長は「例えば四輪にしか乗らない方が二輪の魅力に触れる機会をつくり、新しいライフスタイルを提案する。見て触れて体験できる場所にしたい」と話した。