石川コロナ解雇10事業所154人 観光、卸・小売り多く

2020/05/22 02:02

 石川県内で新型コロナウイルスの感染拡大に関連して仕事を解雇された、または解雇される見通しとなった人は、19日時点で10事業所の154人に上ることが21日、石川労働局への取材で分かった。企業の休業や倒産が原因だという。

 

 業種の内訳は、宿泊業・飲食サービス業が4事業所68人、卸売・小売業が3事業所31人、情報通信業が1事業所46人、不動産業が1事業所6人、製造業が1事業所3人となっている。外出自粛が続いたことに伴い、観光関連産業や卸売・小売業に影響が目立った。

 

 同局は4月24日時点で8事業所138人の解雇見込みを確認しており、その後19日までに、新たに卸売・小売の1事業所10人と不動産業で解雇が発生した。

 

 同局職業安定課の担当者は、新型コロナの影響が長期化することで今後、県内でも解雇や雇い止めがさらに増える恐れがあるとし、「中小事業者は休業手当の一部を国が支払う雇用調整助成金などを活用し、雇用の維持に努めてほしい」と呼び掛けた。