北陸での出店計画について語る杉浦社長=北國新聞社

4年後、北陸で100店 スギ薬局・杉浦社長が方針

2019/12/26 01:58

 ドラッグストア大手スギ薬局(愛知県大府市)は2024年2月までに、北陸三県の店舗数を計100店とする方針を固めた。現在の計9店から10倍以上となる。金沢市や富山市を中心に、年間20店ずつ増やす。クリニック併設型や在宅訪問サービスなどを展開し、店舗が乱立するドラッグストア業界で他社との違いを打ち出す考えだ。

 

 スギ薬局の杉浦克典社長が25日、北國新聞社の取材に対して明らかにした。

 

 スギ薬局は東海、関西、関東などに約1270店を構える。北陸では17年2月、福井県に進出し、今年10月に小松市内に石川県内1号店をオープンした。11月末時点の店舗数は石川2店、福井7店となっている。

 

 金沢市内では来年1月23日、クリニック併設の旗艦店「石川県庁前店」、同月30日に「金沢昭和町店」「タテマチ店」を相次ぎ開業する予定で、3月には富山市への進出も計画している。

 

 杉浦社長は、北陸の出店環境について「郊外は用地が限られているが、他店が少ない都心部には余地がある。インバウンド(訪日外国人旅行者)も増えており、商圏として魅力的だ」と語った。

 

 独自の健康管理アプリの利用者が他の地域で増えていることを紹介し、「リアル店舗とデジタルを組み合わせ、自治体や大学と連携して地域の健康サポートを担う存在になる」と強調した。

 

 スギ薬局の親会社であるスギホールディングス(HD)の19年2月期の売上高は4884億円となる。