水産業向けウエア開発 ゴールドウイン、小松マテーレ、近大

2019/07/09 02:08

 小矢部市に生産開発拠点を置くゴールドウイン(東京)と小松マテーレ(能美市)、近畿大は水産業者向けワーキングウエアの共同開発を始めた。汚れや湿気に強く、ファッション性の高いウエアを作り、水産業の「3K(きつい、汚い、危険)のイメージを一新する」(ゴールドウイン)狙いがあり、2020年夏の発売を目指す。

 

 ウエアに採用するのはゴールドウインのブランド「ヘリーハンセン」で、ブランド発祥の地・ノルウエーでは漁師向け防水ウエアも販売されている。今回開発するウエアには魚の血を洗い流しやすくし、湿気が内側にこもらない機能を付加する。小松マテーレは丈夫で裂けにくいポリエステル素材を提供する。

 

 ゴールドウインと近畿大は17年に製品開発支援に関する契約を結んだ。同大は射水市に水産研究所富山実験場を持っている。同社は大学の養殖スタッフと意見交換してジャケットと長ズボンを開発する。同社の担当者は「高齢化が著しい漁業の現場で、若者の確保につながるようなウエアを開発したい」と話した。