消費増税で緊急対策 金沢商工会議所が相談窓口やセミナー

2019/06/21 02:48

 10月の消費税増税と軽減税率の導入に向けて、金沢商工会議所は7月から、事業者向けの緊急プロジェクトを展開する。事業者の関心が高いレジや受発注システムの改修、現金を使わないキャッシュレス決済などに関する相談窓口を開設したり、セミナーを開催したりして増税対応を円滑に進める。

 

 相談窓口は第1、3金曜日午後1時半~3時に同会議所会館で開設する。初回は7月5日で、9月末まで続ける。セミナーはキャッシュレス決済やクラウド会計、POS(販売時点情報管理)レジなどを紹介し、体験会も開く。

 

 増税や軽減税率に関するポータルサイトを開設し、セミナーの日時などを確認できるようにする。商工会議所会館1階交流ロビーには、モバイルPOSレジの一つである「Airレジ」の体験コーナーを設置する。指導員による商店街などへの啓発も強化し、希望に応じて専門家の出前講座も実施する。

 

 消費税率10%への引き上げに伴い導入される軽減税率は、外食や酒類を除く飲食料品などの税率を8%に据え置く制度。政府は中小の小売店向けに、レジ1台当たり最大20万円の補助金を出すなど支援策を準備している。

 

 中小企業へのポイント還元制度では、店舗でキャッシュレス決済をすると原則として代金の5%がポイントとして戻る仕組み。10月から9カ月間実施する。