年末年始の帰省客で混み合う金沢駅。2017年度の取扱収入は過去最高となった=1月3日

金沢駅、取扱収入が最高

2019/02/06 01:56

 JR金沢駅の切符販売など取扱収入が右肩上がりで増えている。2017年度は1日当たりでみると、前年度比4・4%増の6493万4千円となった。北陸新幹線の利用は開業2年目以降、横ばいで推移する中、在来線の利用やインターネット販売が好調で金額を押し上げている。取扱収入は18年度も過去最高ペースを維持しており、収益アップにつながっている。

 

 JR西日本金沢支社によると、金沢駅の切符販売額などの「運輸取扱収入」は、同駅で発売した切符の金額に加え、インターネット経由で予約した切符を同駅で受け取った場合の金額も含まれる。17年度は8年連続で増え、JR西日本が発足した1987年以降の最高額となった。

 

 金沢駅の収入は新幹線開業初年度の15年度、1日当たり6037万3千円、16年度は2・9%増の6218万円だった。17年度は15年度と比べると、1日当たり456万1千円多く、年間でみると、16億6476万円増えた計算になる。

 

 一方、17年度の金沢駅の1日当たり平均乗車人数は2万2895人で、15年度と比べると0・4%減だった。

 

 同支社によると、好調な収入を支えているのは、在来線の利用で、とりわけ関西方面と結ぶ特急サンダーバードは、利用者数が新幹線開業前から7%伸びている。好調な利用状況を受け、JR西は3月のダイヤ改正で、サンダーバードを過去最多となる1日25往復に拡大する。

 

 同支社の担当者は「新幹線開業に向けた誘客施策や開業後、北陸が広く認知された影響などで足元は在来線の利用が増加傾向にある」と分析する。