利ざや収入1.6%減 北陸の地銀、収益環境厳しく

2019/01/26 01:59

 帝国データバンクがまとめた国内111行の預金・貸出金実態調査(2018年9月中間期ベース)によると、北陸の地銀では、貸出金利息収入から預金利息負担を引いた利ざや収入が、合計で前年同期比1・6%減の791億5600万円となった。貸出金総額は増加しているものの、低金利下で利息収入が落ち込み、各行の収益環境は厳しさを増している。

 

 北陸エリアは9行の貸出金総額が3・2%増の16兆2784億円で、貸出金利息は1・9%減の813億7600万円となった。預金総額は2・8%増の22兆5571億円で、預金利息は10・9%減の22億2千万円だった。

 

 北海道、東北、中部など5地域は北陸と同じく利ざやが低下し、中国、四国、九州は上昇した。低金利下で地銀各行は貸出金の増加に努めており、北陸の貸出金総額の増加率は、全国9地域のうち高い方から4番目だった。