AIで金属くず検知 金沢工大研究、工作機械精度を向上

2018/10/17 01:55

 金沢工大は、人工知能(AI)を活用し、工作機械の加工精度を高める研究を始めた。切断加工の際に生じる金属の切りくずを画像で検出し、早期に取り除くことで機械の故障や不良品の発生を防ぐ。来年度の製品化を目指す。

 

 同大の中野淳教授と鷹合大輔准教授のチームが、切りくずの検知システムを備えた工作機械の開発に取り組むオーエム製作所(大阪市)と連携して共同研究を進める。同社が蓄積する切りくず画像のビッグデータを用いてAI技術で分析し、画像から細かな切りくずを認識できる技術の開発に取り組む。

 

 AIを活用することで、加工時に出た切りくずを除去する事前の操作設定を省くことができ、検出精度の向上につなげる。

 

 研究は11月1~6日に都内で開催される第29回日本国際工作機械見本市の同社ブースで紹介する。