百歳体操に取り組む参加者=能登町柳田公民館

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「百歳体操」で筋力アップ 能登町、教室開催を支援

2020/09/16 01:31

 能登町地域包括支援センターは15日までに、町内で気軽に実践できる筋力運動「いきいき百歳体操」の普及に乗りだした。高齢者の健康増進や介護予防につなげ、いつまでも元気に過ごしてもらう狙いで、各地域での教室開催を支援する。15日は柳田公民館で教室が開かれ、13人が体力や体のバランスを向上させる運動に取り組んだ。

 

 いきいき百歳体操は2002年に高知市が考案し、全国で普及している。椅子を使った約40分の体操で、手首や足首に重りを付けてゆっくりと腕を動かしたり、膝を伸ばしたりして無理なく筋力をつける。3カ月以上継続することで歩行速度が上がるなどの事例が報告されているほか、高齢者の外出を促す効果もある。

 

 能登町の65歳以上の割合を示す高齢化率は47・3%と上昇傾向にあり、センターは要支援や要介護を防ごうと教室の普及を図ることにした。

 

 教室は週1回程度で、おおむね65歳以上で3人以上のグループに対し、センターが重りやDVDの貸し出し、講師派遣などで支援する。3カ月後に歩行速度や握力、片足立ちの時間を測定し、体操の効果を確かめることにしている。

 

 柳田公民館では60~80代の参加者がDVDを見ながら、体操を実践した。深田一子さん(83)は「簡単にできるので、筋力をつけて長生きしたい」と話した。

 

 今後、七見地区でも教室を開く予定にしており、センターの担当者は「教室を増やし、いつまでも元気な生活が送れるよう支援したい」と話した。