枝豆のクッキーを手掛けた創楽の利用者ら=内灘町湖西の笠間農園

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農福連携のクッキー完成 かほくの就労支援施設、来月から販売

2019/08/31 01:36

 かほく市の就労支援施設が、内灘町の農園で生産された規格外の「河北潟えだまめ」を使用したクッキーを開発し、9月から施設内のカフェで販売する。同園で小松菜の収穫を手伝う縁から実現した取り組み。農福連携で地場産物のPRと障害者の社会参画を目指す。

 

 施設は同市外日角の就労支援事業所「創楽」。利用者がパティシエのレシピを基に生地を作り、枝豆1粒を入れて丸くこねるほか、焼き上がりの完成品を袋詰めする。1個約5グラムで「チーズ&ペッパー」味に仕上げた。

 

 創楽は5月から週2日、内灘町湖西の笠間農園で小松菜の収穫作業を務めてきた。農産物が加工、商品化を経て店頭に並び、消費者に届くまでの過程を利用者に知ってもらおうと、同園と菓子作りで連携することにした。

 

 河北潟えだまめは、干拓地の小松菜農家でつくるグループが夏に使わない農地を活用し、数年前に生産を始めた。今年は約1・8ヘクタールで栽培されており、8月末まで出荷されている。

 

 同園の笠間令子さん(42)は「地元の野菜、しかも規格外品を有効活用してくれてうれしい」と歓迎した。クッキーは6個入り100円(税込み)で、施設内カフェのほか、高齢者施設でも提供する。