イベントに向けて話し合う任田さん(右)と萩森さん=七尾市の旧高階小

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旧校舎で鬼ごっこ 七尾市高階地区が計画 子ども、大人一緒に

2018/06/22 02:18

 七尾市高階地区のたかしな地区活性化協議会は、3月に閉校した旧高階小校舎などの活用に乗りだす。7月には、まちづくり会社「七尾街づくりセンター」と連携し、地域の子どもと大人が鬼ごっこで遊ぶイベントを計画している。同地区は、閉校や保育園の休園などで活気が薄れがちなだけに、関係者は「田舎だからこそできる外遊びを伝え、子どもたちの郷土愛を育む一助にしたい」と意気込んでいる。

 

 旧校舎でのイベントは、活性化協議会が七尾街づくりセンターに協力を持ち掛けた。同地区で活動している地域おこし協力隊の任田和真さん(26)と同センターでインターンをしている愛媛大生の萩森春弥さん(22)が中心となって企画を詰めている。

 

 「廃校中in高階小」(北國新聞社後援)と題し、スーツにサングラス姿の「ハンター」が出演者を追いかける、子どもたちに人気のバラエティー番組「逃走中」を基にする予定だ。校舎や校庭を使い、七尾に関するクイズなどを解く「ミッション」も設ける。

 

 高階地区では、児童数の減少に伴って高階小が閉校し、高階保育園も4月から休園している。活性化協議会の宮崎吉春会長は「暗い話題が続いたが、地域のシンボルである校舎に再び子どもの元気な声が響くのは喜ばしい。地域活性化の呼び水にしたい」と話した。

 

 同センターは高階地区を皮切りに、市内の他地域とも連携して新たなイベントを開催する考えだ。萩森さんは「地域で楽しい経験をしてもらい、将来を担ってほしい」と話し、任田さんは「『高階は何もない』という人が多い。でも、何でもできる可能性を秘めていることを知ってもらいたい」と思いを語った。