能美根上スマートICを歩き初めする住民=能美市吉原釜屋町

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能美根上スマートICが供用開始 北陸道、市民ら完成祝う

2018/03/26 02:29

 北陸自動車道能美根上スマートインターチェンジ(IC)は25日、供用を開始した。市民が待ち望んだ交通の玄関口が完成し、関係者は企業誘致と移住定住の促進、交流人口の拡大などに期待を寄せた。

 

 同市吉原釜屋町に整備された同ICは、自動料金収受システム(ETC)専用で美川―小松IC間のほぼ中間に位置する。総事業費は29億2千万円。1日1450台の利用を見込む。北陸道の通る石川県内の市では、能美市が唯一ICがなかった。スマートICの整備は県内3カ所目となる。

 

 根上総合文化会館で行われた開通式には約500人が出席した。井出敏朗市長は「暮らしやすさ日本一を目指す上で、インターの開通は画期的であり、市全域に整備効果を波及させたい」と式辞を述べた。

 

 増田優一中日本高速道路専務のあいさつに続き、森喜朗元首相、小俣篤北陸地方整備局長らが祝辞を述べた。席上、同ICに九谷焼と炭素繊維、集成材を組み合わせたモニュメントを設置することが報告された。

 

 式典後、同ICに移動してテープカット、くす玉割りに続いて、地元住民らが歩き初めを行った。

 

 先着5台の運転手には通行証明書などが贈られ、記念すべき1号車となった同市福島町の会社員福里次康さん(42)は「これまでは通勤に美川インターを使っていたので便利になる」と話した。