敦賀開業に向けてレールの敷設が進む北陸新幹線の高架橋=加賀市大菅波町(小型無人機から)

新幹線レール敷設進む 加賀

2020/10/10 01:36

 2023年春予定の北陸新幹線金沢―敦賀開業に向け、石川県内の工事区間でレールの敷設が進んでいる。加賀市大菅波町では9日、高架橋上に敷いたレールの間隔をミリ単位で調整するなど、福井方面に延びる鉄路を一本につなぐための作業が粛々と行われた。

 

 建設主体の鉄道建設・運輸施設整備支援機構によると、レールの長さは1本25メートルで、高架橋上で溶接し、200メートルにした上で敷設する。県内では現在、加賀市小菅波町―大聖寺、加賀市動橋―小松市今江町、白山市宮保地区の3カ所で、レールの微調整や、枕木の役割を担う「スラブ」と呼ばれるコンクリート盤を敷き詰める作業が進められている。

 

 金沢-敦賀では建設工事の一部に遅れが出ており、敷設の完了時期は未定となっている。同機構の担当者は「工程が逼迫(ひっぱく)している箇所もあり、作業人員の確保に努めたい」と話した。