輪島ふぐを立ち食いで 富士そばとコラボ、都内で販売開始

2020/09/02 01:23

 首都圏の立ち食いそばのチェーン店「名代富士そば」で1日、輪島で水揚げされる天然フグ「輪島ふぐ」を使った商品の販売が始まった。市は日本一の漁獲量を誇る輪島ふぐを手軽に味わってもらい、知名度向上と消費拡大につなげたい考えである。

 

 販売が始まったのは都内の上野と高円寺の2店。上野では麺つゆで煮たフグが入ったそば(税込み720円)、高円寺ではフグのから揚げのそば(同)とミニ丼(税込み480円)を提供する。そば1人前には約90グラムのフグを使用。2週間ほど試験的に販売し、メニューや取扱店を決めるという。

 

 新型コロナの感染拡大による外出自粛で、輪島ふぐの需要は落ち込み、6月末時点で約6・8トンが余剰在庫となった。市は消費を促し、首都圏で129店舗を展開する富士そばを通じてPRにつなげようと、コラボ企画を提案した。

 

 店ではキリコ祭りや千枚田あぜのきらめきなどを紹介するパンフレットやタペストリーも置いてもらう。市の担当者は「たくさんの方に味わっていただき、その後には輪島に訪れ、本場の味を堪能してほしい」と話した。