サーモグラフィー導入 かほく市、図書館など3施設

2020/06/05 01:44

 新型コロナの感染拡大防止に向け、かほく市は4日までに、多くの市民が利用するほのぼの健康館と中央図書館、総合スポーツ施設「アクロス高松」の3施設にサーモグラフィーカメラを導入した。緊急の感染症対策事業として642万円の一般会計補正予算を専決処分した。

 

 カメラは37・5度以上の体温を検知するとアラームが鳴る仕組みで、各施設の入り口で検温する。3施設のほか、市主催の屋内イベントで貸し出すためにもう1台用意した。

 

 災害時に避難所で感染が広がるのを防ぐため、市は10月にも、避難所に設置するテントを100張りそろえる。発熱や咳の症状がみられる人にテントへ入ってもらうことで、避難所内での「ゾーニング」を効率よく進める。

 

 テントはワンタッチで開く折り畳み式で、高さ1・8メートル、広さは2・1メートル四方となっている。市は現在、全9小中学校を拠点避難所としており、災害発生の際はテントや空き教室を運用して体調不良者を隔離する。

 

 このほか、非接触型の体温計10個を用意し、各避難所で入所前に検温を実施する。防護用手袋2千枚と消毒液も備蓄する。危機対策事業として427万円を専決処分した。

 

 市防災環境対策課の担当者は「今後、住民との防災訓練を通じて感染対策も想定した準備を進めていきたい」と話した。