免許証などの置き忘れに注意を呼び掛ける張り紙=金沢市内のコンビニ

忘れないで、10万円より大切なもの コンビニのコピー機に免許、通帳

2020/05/30 01:29

 石川県内のコンビニでコピー機に運転免許証や通帳、健康保険証を置き忘れる客が相次いでいる。国民に一律10万円を支給する特別定額給付金の申請書に添付するためコピーした後、原本の持ち帰りを忘れるケースが続出しているためだ。大切な証明書を紛失してはいけないと、店側は張り紙などで注意を喚起している。

 

 金沢市内のあるセブン-イレブンはコピー機に「通帳、免許証の忘れ物多発」と書いた紙を貼った。市内の家庭に申請書が届き始めた先週末から免許証などの忘れ物が急に増えたため、慌てて用意したという。

 

 新型コロナウイルス感染拡大を受けた定額給付金は郵送で申請する場合、本人確認書類と通帳のコピーが必要になる。女性店長は「コピーを取って『これで10万円もらえる』と安心してしまうのかも。店員もお客さんを手伝ったり、利用した後に置き忘れがないかチェックしたりするように気を付けている」と語った。

 

 市内の別のコンビニもコピー機に「忘れ物に注意」との張り紙をした。男性店員は「店周辺の家に申請書が配布されたころから1日に2~3件忘れ物がある。免許証と通帳をセットで置いていく人もいた」とし、注意を促している。